仮想通貨は以前の超暴騰落のイメージからギャンブル性の高い投資というイメージがありますよね。
事実、私自身も手を出していなかったのですが、今ではビットコインなどを定期的に積立投資しています。
この心変わりはどういった理由からかと言うと、ビットコインは「金・銀の動き方と似ている」から。
以前から言われていることですが、株価が暴落すると安全資産と呼ばれる「金」に資金が流れ込みます。
“株価暴落などの有事には安全資産の「金」(ゴールド)投資するなら金ETFがオススメ”
金に追随する動きをとる「銀」も同様ですが、資金回避先としてビットコインなど仮想通貨が選ばれます。
“安全資産の金に追随する傾向がある銀(SLV)によるETFつみたて投資”
仮想通貨は、手数料が安いETFなどと比べ売買スプレッドが高い等のデメリットもありますが、過去にも書いたように“Facebookの仮想通貨「Libra」(リブラ)の今後が気になって仕方がない。”
や米決済大手PayPal(ペイパル)が仮想通貨事業参入したりと、今後の利便性・価値向上含めて期待値の高い投資先ですね。
ということで、今回は仮想通貨への定期的な積立投資(楽天ポイント利用も)可能な「楽天ウォレット」をご紹介します。
仮想通貨の定期的な積立投資にオススメ「楽天ウォレット」ポイント利用可能
楽天ウォレット(Rakuten Wallet)とは
「楽天ウォレット」(Rakuten Wallet)とは、楽天(※楽天ウォレット株式会社)が提供する仮想通貨取引所で、現状3通貨のみですが楽天ポイントを仮想通貨に交換することができます。
※楽天ウォレットProだと、レバレッジをかけて取引可
取引方法としては非常にシンプルでアプリのみでの取引になります。
日本円の換算レートで数量を併記されているので簡単に取引できますが、チャート機能は最低限の機能のみのため、Investing.comなどで確認しながら売買されることをオススメします。
楽天のグループ会社が運営
楽天グループ会社「楽天ウォレット株式会社」が運営しているため、資産保全・セキュリティ面も安心。
当然、不正操作防止のために個別セキュリティ対応も「Google Authenticator」を利用した2段階認証が設定できます。
2段階認証は、ログイン・出金・出庫時に必要となります。
一点、サーバー強化を切に願います。
楽天証券も同様ですが、アクセス集中によるメンテナンス中は取引ができません。
投資はタイミングが命なのに、楽天ウォレット・楽天証券にアクセス・売買できなければ意味がないのです。
楽天ウォレットの資産保全
入金したお金・仮想通貨は、楽天資産とは別にそれぞれ「お金=楽天信託株式会社」、「仮想通貨=コールドウォレット」にて分別管理されています。
我々の資産は、楽天ウォレットが破綻したとしても受益者代理人の外部弁護士を通じて直接返還されますとありますが、注意すべき点は「分別管理はされているが資産の全額返還することを保証するものではない。」と記載されていますので、理解の上「楽天ウォレット」を利用する必要がありますね。
複数の仮想通貨へ投資
現状、現物取引では3通貨・証拠金取引では5通貨を取り扱っています。
■現物取引
- ビットコイン(Bitcoin:BTC)
- イーサリアム(Ethereum:ETH)
- ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash:BCH)
■証拠金取引
合計5通貨(※上記の現物取引3通貨と下記の2通貨)
- ライトコイン(Litecoin:LTC)
- リップル(Ripple:XRP)
通貨の種類は非常に少ないですが、仮想通貨No.1・2を抑えておけば充分ではないでしょうか。
手軽にスマートフォンで簡単売買
楽天ウォレットは、スマートフォンアプリにて簡単に取引を行うことができます。
逆に、PCでの取引は行えないのでPCなどで詳細なチャート等を他サービスで見つつ、スマートフォンで売買する必要がありますね。
ただ「楽天ウォレット」は表題にもあるように、頻繁な取引には不向きです。
定期的な積立投資・楽天ポイントでの投資・まとめた金額で購入した後はあまり触らないような方にオススメですね。
楽天ポイント利用可能
楽天ユーザーには大きなメリット「楽天ポイント」が利用できます。
楽天市場・楽天カードなどで得たポイントを利用して仮想通貨投資デビューも可能ですね。
デメリット
売買スプレッドが高い・板を見ながらの取引ができないなどデメリットもあります。
※楽天ウォレットProなら板を見ながら取引は可能ですが、簡単な板なので他社ツールを利用して取引のみ「楽天ウォレット」でされることをオススメします。
そのため、自分自身の投資方法に合わせてツールなど選んでいきましょう。
楽天ウォレットの利用方法
早速「楽天ウォレット」を使ってみましょう!
当たり前ですが、仮想通貨を扱うので使おうと思ってすぐに利用できるわけではありません。
その中でも「楽天ウォレット」(Rakuten Wallet)は口座開設から利用開始まで非常に早いです。
楽天ウォレットアプリ
楽天ウォレットアプリをダウンロードしてください。
※「楽天ウォレット」はアプリで仮想通貨の取引を行います。
口座開設
次に、「楽天ウォレット」(Rakuten Wallet)の口座開設を行います。
楽天ウォレット口座開設するにあたり、楽天会員アカウントと楽天銀行口座があれば手続きも簡単・最短で完了できます。
楽天会員アカウントを入力しログインしてください。
楽天会員情報を利用し、口座開設を進めます。
楽天ウォレット ID・PASSの設定を行います。
口座開設申込が済んだら、本人確認を行います。
楽天銀行口座があれば簡単に手続きを進められます。
楽天銀行口座との連携
楽天銀行口座情報が問題なければ、楽天銀行と接続を行います。
楽天ウォレットへの入金は楽天銀行口座より行うので必須作業ですね。
事前に楽天銀行口座は開設しておくようにお願いします。
自動引き落とし設定を行います。
ワンタイムキーなど若干面倒ですが、我慢して最後まで手続きを進めましょう。
銀行口座の登録を完了しておけば、あとは「楽天ウォレット」口座開設のお知らせを待つだけ。
口座開設申込から完了メールが来るまで当日または明日というように、すぐに開設できます。
あとは入金すれば即売買可能です。
まとめ
結論、仮想通貨への入門ツールとして「楽天ウォレット」(Rakuten Wallet)は最適。
楽天ポイントで試しながら仮想通貨取引に慣れながら資産形成もできるので、月一回などの定期積立での仮想通貨投資にもオススメできるかと思います。
他には有名どころだと、コインチェック・bitFlyer・bitbank・GMOコインなどがあり、特にコインチェックは自身で積立を行うとタイミング・金額を調整してしまったり邪念がはいるので、強制的かつ定期的に積み立てられる「Coincheckつみたて」を利用すれば価格変動などリスクを抑えられるのでオススメですね。
Coincheck(コインチェック)で始める未来への「暗号資産・仮想通貨」積立投資
要は使用方法によって使い分ければ「楽天ウォレット」は良いツールですね。
売買スプレッドが高い・板を見ながらの取引ができないなどデメリットもありますが、ボラティリティーの高い仮想通貨には楽天ポイントを原資にできるメリットを最大限利用しましょう。
私も引き続き利用していこうと思います!
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