新幹線で京都駅に付近にくると南側の車窓から「東寺の五重塔」が見ることができます。
京都を表す観光シンボルのような扱いをされているわりに、実際に行かれた人は「清水寺」・「祇園」等に比べる圧倒的に少ないですね。
「東寺」(教王護国寺)は世界遺産、「東寺の五重塔」は国宝に指定されているように、歴史的価値が非常に高く京都に来られることがあれば必ずオススメする場所です。
真言宗総本山で弘法大師空海と密教寺院をゆっくり時間をかけて味わうのも京都観光の楽しみのひとつではないでしょうか。
一番近くの最寄駅は、近鉄京都線の「東寺駅」です。
京都駅からは一駅なので、観光もしやすい場所ですね。
また、東寺駅からは西に200mほどなので、徒歩でも行きやすい場所にありますよ。
車でも駐車場がありますので、是非一度行ってみてください。
※駐車代金(※新春特別拝観中は特別料金)
- 大型バス…2,000円/2時間
- 自家用車・タクシー…600円/2時間、2時間以降は1時間ごとに300円追加
- バイク…200円/2時間、2時間以降は1時間ごとに100円追加
「東寺の五重塔」は木造塔としては日本一の高さということもあって、遠くからも見えているので場所はすぐにわかると思います。
東寺の出入口としては、九条通り沿いに「南大門」(正門)、大宮通り沿いに「慶賀門」があります。
九条通り沿いに、重要文化財「南大門」(正門)があります。
お堀には鴨の親子がいたり、緑が多いので鳥も暮らしやすい環境なんですね。
南大門(正門)
よく東寺の写真で使われるアングルです。このアングルは九条通りの歩道橋から撮れますよ。
特にライトアップ期間(春期:3月中旬~4月中旬、秋期:10月下旬~12月上旬)はオススメです。
九条通りがちょうど今昔の境になっていますね。
八島社のバックに五重塔
境内は非常に静かでゆっくりと拝観ができます。
近所の方の散歩コースにもなっているようで、毎月第1日曜日には骨董市もされています。
南大門をくぐると正面には「金堂」がありますが、手前に柵がみえるように「金堂」・「講堂」・「五重塔」・「大師堂」等を拝観するには拝観料が必要となります。
南大門をくぐると左側には「八幡宮」、右側には「八島社」
「金堂」と「講堂」は、建物自体が国宝・重要文化財ですが、中にも重要な仏像が安置されています。
実際に中に入っていただくとすぐにわかると思いますが「素晴らしい」の一言。
心が落ち着いてくることが自分自身でわかります。実際に目の前にみてください。
体験した方だけがわかります。
「食堂」
拝観受付付近から撮影した「五重塔」
「宝蔵」周辺の蓮からの「五重塔」
拝観受付横が拝観の出入口です。
拝観出入口は一ヶ所しかないのでご注意ください。
拝観受付にてパンフレットをいただけます。
内容を読んでからまわるとより楽しく拝観できますよ。
東寺の境内は東西255m、南北515mの長方形。
「講堂」はその中心に位置しています。
クレーンが写っていますが、工事中の五重塔も珍しいですね。
素晴らしい景色。
「瓢箪池」横からの「五重塔」
大宮通り沿いの「慶賀門」、東寺の東側にあります。
京都駅からも近いので、京都のシンボルを一度ゆっくり見られてはいかがでしょうか。
五重塔だけでなく、是非拝観してみてください。
本当にオススメですよ。
京都府京都市南区九条町1番地
075-662-0173(拝観受付)
■開門時間:5:00開門、17:00閉門
■拝観時間:
金堂、講堂 8:00~17:00(16:30受付終了)
宝物館、観智院 9:00~17:00(16:30受付終了)
■拝観料:御影堂・食堂などは拝観無料、金堂・講堂・五重塔は有料拝観
※五重塔初層内部・宝物館の公開は、特別公開や特別参拝などの会期中に限られています。
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